日本酒の美肌効果

化粧品の成分としても注目される日本酒。日本酒造りに欠かせない麹(こうじ)は、塩麹に代表されるように今や知らない人はいないほどのブームになりました。麹には、シミ・ソバカスを防ぎ、肌を白く保つ物質が多く含まれていて、美肌効果が高いのだとか。しかもアミノ酸たっぷりなのだそうです。女性には特にうれしい日本酒の美肌効果についてまとました。
◆1:紫外線が皮膚に吸収されにくくなる
原料である米に含まれる「フェルラ酸」には、効酸化作用と紫外線から肌を守る作用もがあります。中でもシミや肌の弾力を奪う長波紫外線の吸収性がとても強く、紫外線が皮膚に吸収されにくくなります。
◆2:メラニン色素の生成を抑える
醸造過程で生まれる「麹酸(こうじさん)」は、シミやほくろの原因になるメラニン色素の生成を抑えこむ働きがあります。
◆3:血流が改善し、肌ツヤがよくなる
アルコール飲料はすべて体を冷やす効果が高いのですが、日本酒には体温を上げる効果があります。体温の上昇により、血流改善効果があり、肌のすみずみにまで血液中の栄養素が行き渡り、ツヤがありモチモチとした美肌になります。血流の改善により、肩こりや冷え性にも効果があります。
◆4:ストレス解消・活力を与えてくれる
一般的に不安やイライラ、睡眠不足などの激しいストレスが加わると、血管が収縮し、血流が悪くなってしまいます。日本酒に多く含まれる物質「アデノシン」は、ストレスで収縮した血管を拡張させてくれるため、リラックスできます。
◆5:肌の保湿力を高める
日本酒に含まれる「α-グルコシルグリセロール」は、「ヒアルロン酸」や「コラーゲン」の生成を促進させてくれます。飲むだけでなく、日本酒を肌に塗ってもOKでです。しっとり保湿された弾力のある肌になれます。
その他にも日本酒は、アンチエイジングや肌質改善にもつながるなど、いいことづくめです。